お肌のたるみが気になる?原因と対策をご紹介します

ダイエットの取り組んだことがある人は、おそらくたるみのある肌が一般的なダイエットの副作用であることを知っているのではないでしょうか。事実、肌のたるみは、脂肪の減少と関連していることが多いということがわかっています。

 

誰でも肌がたるんでしまう可能性はありますが、実は年齢を重ねるにつれてたるみやすくなるのです。

 

今回の記事では、肌のたるみがなぜおこるのか、そして肌のたるみに対してどのような対策をとればよいのかについて、ご説明します。

肌のたるみの原因

まず肌がたるんでしまう原因についてご説明しましょう。

 

肌のたるみとは?

普通の肌は、簡単に伸びて元の位置に戻ることができます。この元に戻る能力が失われることが、肌のたるみの始まりです。肌のたるみは体のほぼどこにでも起こる可能性がありますが、一般的にはまぶたや顎、喉、腕やお腹周りにできやすい傾向があります。

 

肌のたるみの原因

肌のたるみの原因はいくつかありますが、以下のものが含まれます。

 

・加齢・老化

年齢を重ねると、肌で作られる2つの重要なタンパク質である、エラスチンとコラーゲンが失われてしまいます。エラスチンは、肌に弾力を与える作用があり、肌が伸びたときに跳ね返る能力を持ち、肌にハリを与えてくれるものです。

 

コラーゲンは肌にある繊維芽細胞によって生成されます。肌にハリがあれば、それはコラーゲンのおかげです。コラーゲンは繊維で構成されており、肌の構造を維持するのに役立ちます。

 

エラスチンもコラーゲンも、実は加齢とともに減少していきますが、この2つのタンパク質は、以下のような外的要因によっても劣化します。

 

・紫外線への曝露

・たばこの煙を含む環境汚染物質への暴露

・栄養不良や過度の飲酒などの生活習慣

日光を浴びすぎたり、肌や健康に気をつけていなかったりすると、肌の老化を早めてしまいます。そのため若い年齢であっても肌のたるみやしわができてしまうのです。

 

・急激な体重の減少

長期間にわたって余分な体重、つまり脂肪を抱えていると、その分肌のコラーゲンやエラスチン繊維が引っ張られてしまい、ダメージを受けてしまいます。本来の機能である、弾力やハリを維持することが難しくなってしまいます。

 

そのような状況で、急激に体重を落としてしまうと、弾力やハリを維持したまま肌が収縮していくことが困難になってしまうのです。その結果、脂肪が減ったところの肌にかなりのたるみが生じてしまいます。ちなみに若い方が肌の弾力は維持されやすいので、減量する時の年齢も肌のたるみに関係してきます。

 

・妊娠中の方

妊娠中の女性は、どうしてもお腹周りの肌が引っ張られ、肌のコラーゲンやエラスチン繊維が傷つきやすくなります。出産後、ある程度の肌がたるんでしまうことは、どうしても避けられません。

 

なお双子を妊娠している女性は、一人の赤ちゃんを妊娠している女性よりも、お腹の周りの肌のたるみが多く見られます。また母親の年齢も、肌のたるみに関係しているかもしれません。

 

・病気

肌のコラーゲンをうまく作ることができず、肌のたるみが症状としてみられる病気があります。その多くはまれな病気ですが、治療をしてもなかなか治らない特徴があります。

肌のたるみを防ぐ方法

では肌のたるみを防ぐために、どのような方法があるのかについてご説明します。

 

紫外線によるダメージを避ける

紫外線による肌のダメージは、早く老いてしまう原因のトップに挙げられています。外出するときは、常に日焼け止めを使用し、可能な限り他のバリア(帽子、衣類)を使用するようにしましょう。また日照時間のピークである午前11時から午後2時までは、直射日光を避けるようにしましょう。

 

タバコを吸わない

すでにタバコを吸っている人は、禁煙するようにしましょう。喫煙は紫外線のダメージについで、早く老いる原因として2番目に大きいものです。

 

スキンケアの実践

肌質の維持を目的に、スキンケアを行いましょう。とくに肌の保湿は常に意識する必要があります。

 

健康的な生活

肌の老化速度が気になる方は、老化を防ぐためにできる健康的な習慣があります。

 

たとえば健康的に食べることです。アミノ酸、ビタミン、ミネラルを含むバランスのとれた食事は、健康的な肌をサポートするのに役立ちます。その一方で、脂肪分の多い食品、加工食品、その他の糖分の多い食品は避けましょう。これらの食品は、細胞にダメージを与える可能性があります。

 

しっかりと休息と睡眠をとり、ストレスをためない生活を心がけることも、肌の老化を防ぎます。

 

水分を多くとる

水をしっかりと飲みましょう。肌を保湿したい場合、十分な水を飲むことが最善の方法です。なおダイエットする場合は、健康的で適度なスピードで体重を落とすことです。週に500g程度を目安にしてください。筋肉量を維持するために適切な栄養を維持し、脱水や飢餓状態にならないようにしましょう。

まとめ

肌にたるみできる原因、そしてその対策についてご説明しました。肌のたるみは、肌だけでなく全身を含めて対策が必要です。

 

「エステサロン・エクラ」では、肌のトラブルを根本から解決することを目指しています。もし肌のたるみでお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちまでご相談ください。