あなたの肌のタイプはどのタイプ?肌質を知って肌質改善しよう

「いつもTゾーンがテカってしまう」「カサカサして小皺が目立つようになった」…このようなお肌のお悩みはありませんか。自分の肌質に合うケアをすることで、肌質を改善に導くことは可能です。そのためにはまず、自分の肌質を把握することが大切です。今回は5つの肌質について解説し、それぞれの肌に合ったケアの方法、また、どの肌質にも必要な美肌対策について解説します。

あなたはどのタイプ?5つの肌タイプを解説

乾燥肌

1つ目の肌タイプは乾燥肌です。油分や水分も足りていない状態の肌で、肌を乾燥や刺激から守る肌のバリア機能が低下したカサカサした肌質です。

秋冬には乾燥が悪化しやすく、冷暖房により乾燥にも弱く、ダメージを受けやすいのも特徴でしょう。次のような方は乾燥肌かもしれません。

 

・洗顔後何も付けないでいると顔がつっぱる

・肌がいつもザラザラしている

・粉をふいたようになっている

・顔がくすんでいる

・化粧のノリが悪い

 

〜乾燥肌のスキンケアのポイント〜

・洗顔やクレンジングはゴシゴシとこすらず、優しく洗うようにします。お湯の温度は皮脂を落としすぎないように32℃くらいのぬるま湯にします。

・肌がざらついている場合には角質ケアがおすすめ。

・ブースター(導入液)を使い、化粧水や美容液が浸透しやすくしましょう。

・化粧水の後は乳液でしっかりと保湿して水分を閉じ込めましょう。

 

脂性肌

2つ目の肌タイプは脂性肌です。油分が過剰で水分もある状態の肌で、触るとしっとりとしていて肌全体がテカリやすく油っぽい肌質です。皮脂が多いために化粧崩れがおきやすく、夏場に肌トラブルが多いのが特徴でしょう。

 

次のような方は脂性肌かもしれません。

 

・朝から肌がベタついている

・化粧崩れしやすい

・ニキビや吹き出物が多い

・毛穴が開いている

 

〜脂性肌のスキンケアのポイント〜

・洗顔で皮脂をきちんと洗い落とすことが大切です。しかし洗い過ぎはかえって良くないので、洗顔はぬるま湯を使い、1日2回までにしましょう。

・角質や毛穴の汚れ落としを定期的に行いましょう。

・脂性肌でも化粧水の後の乳液は省かないように。肌の内側が乾燥して過剰な皮脂分を余計に分泌してしまう原因になります。

 

混合肌

3つ目の肌タイプは混合肌です。混合肌は乾燥肌と脂性肌両方のお悩みを持った方です。

 

部分的に肌が乾燥していたりベタついたりしているのが特徴でしょう。季節や環境の変化で肌の状態が変わりやすく、その度にスキンケアの方法を見直さなければなりません。

 

次のような方は混合肌かもしれません。

 

・Tゾーンだけテカったりベタついたりする

・口周りや頬だけが粉をふいたようになっている

・肌質が季節や環境で変化する

 

〜混合肌のスキンケアのポイント〜

・ブースター(導入液)を使用して肌にしっかり潤いを与えましょう。

・化粧水の後は乳液でしっかり保湿しましょう。

・角質ケアをして肌のターンオーバーを促すことも大切に。

 

敏感肌

4つ目の肌タイプは敏感肌です。乾燥や刺激から肌を守るバリア機能が低下している肌質です。かゆみや赤みなどの肌トラブルが起きやすく、肌を乾燥や刺激から守る必要があります。

 

〜敏感肌のスキンケアのポイント〜

・洗顔やクレンジング、スキンケア用品などは低刺激のものを使用しましょう。

・保湿ケアはしっかりと行いましょう。

・ストレスや食事や睡眠が肌の状態に響きやすいので気を付けて。

 

普通肌

5つ目の肌タイプは普通肌です。水分と油分のバランスが良く、キメが整ってハリのある状態の肌質です。

すべての肌タイプで必要な美肌対策

ここからはすべての肌タイプに必要な美肌対策を解説していきます。

 

睡眠の見直し

美しく健康な肌を保つためには十分な睡眠時間で疲れを取り、健康を保つことが必要です。日本人の成人の平均睡眠時は6〜8時間くらいなのですが、必要な睡眠時間には個人差があり、平均よりも短い時間でも起きた時にぐっすり眠ったという感覚のある、質の良い睡眠を取ることが重要です。

 

肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは入眠して2時間の間に最も多く分泌されると考えられているので、少なくとも2〜3時間の間はまとめてぐっすり眠ることが、肌質の改善には必要最低限の条件になるでしょう。

 

紫外線対策をする

これは肌質改善というよりは肌質の悪化の予防策なのですが、紫外線の対策はこまめに行うようにしましょう。紫外線はシミやくすみの原因になるだけでなく、肌の老化も早めてしまうのです。肌の老化の原因の80パーセントは、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)によるものだと言われているのです。

 

また、日焼けによる炎症は肌のキメを乱し、肌の柔らかさを奪ってしまいます。紫外線でダメージを受けた肌は乾燥し、肌のバリア機能は低下してしまうでしょう。

 

それに加え紫外線は瞬時に細胞にダメージを与えるという面があります。わずか数秒でもDNA を破壊するほどの力を持っているのです。紫外線による細胞の破壊は、最悪の場合には皮膚がんを引き起こすことさえあるのです。

 

紫外線は美しい肌にとっては天敵といって良いかもしれません。紫外線対策のために夏だけではなく1年を通して日焼け止めを塗るようにしましょう。日焼け止めを選ぶ際に参考になるのが「PA+」「SPF」です。「PA+」の+値の高さが光老化を引き起こすUVAを防止する度合いで、「SPF」値の高さは肌を黒くしたり炎症を起こしたりするUVBの防止効果の高さを表しています。

まとめ

「エステサロン・エクラ」ではさまざまなお肌のお悩みに対応する各種肌質改善メニューを取り揃えています。当店はご褒美サロンではなく通えるサロンであるため、お肌のお悩みやご予算に合わせてお客様のオリジナルコースをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。